僕が走り始めた理由~フルマラソン編①~

お店を始める前に働いていたコーヒー屋さんでは、当時ブログをスタッフが交代で

更新することになっていました。その店のブログの内容はほとんどが(当たり前ですが)コーヒーに関する

事だったのですが、とにかくつまらない。一部のコーヒーマニアくらいしか喜ばないような内容の記事書い

ても気持ち悪いだけだと思ったので「オロナミンC」について書いた事がありました。(上戸彩の画像付き)

 

そしたら後日店主に呼ばれて真面目に書け!と本気で怒られました。ブログって、その店や人の裏側が見え

るから多くの人が読むんじゃないですか?コーヒー屋がコーヒーの事だけ書くなら面白くないじゃないです

か!ともちろん反論はできず、ただひたすら反省した記憶があります。

懲りずに、コーヒーの事は置いといて、今回もランニングについて延々と書くブログです・・・。

 

 

 

 

僕が走り始めた理由は、以前のブログを読み返していただくと言うことで。(ご参照ください→ 

昨年の秋の田沢湖マラソンがあまりにも気持ち良すぎて、ついでにタイムも良すぎて、すっかりマラソンの

とりこになってしまった私ですが、ゴールした時「おい、これフルも行けんじゃね?」と心の中でキムタク

が私に語りかけてきたのでよし、行ってみるかと答えて、来る2月23日に開催のいわきサンシャインマラソ

ンにエントリーしたのが去年11月の事。

大会は2月だし、冬場の運動不足解消にもいいだろうという思いから、チャレンジしてみようと思い立った

のです。

 

 

 

すでに20㎞走ったという実績と自信もあったので、まぁ続けていけば大丈夫だろう。当初はそんな感じで

した。季節は秋、夜が日に日に長くなって、朝も早起きがつらくなってくると、わたげの散歩もさぼりが

ちになっていきます。いままでのルーティーンでは、5時に起きて朝日を浴びながらストレッチをし、わた

げの散歩を兼ねてアップ。

そして朝日に向かってランニング!家にもどってシャワーを浴びてご飯を食べて、朝ドラ見て出勤。これが

とてもいい流れだったのですが、5時に起きてもまだ暗い。寒い。いやいやもう少し寝てよう・・という感

じが続いて私の朝のルーティーンは徐々に崩れていきます。しかし、決して走らなかったわけではなく、仕

事を終えてからの夜ランに切り替えました。

 

月日が流れて12月、大会まであと2か月以上あります。毎月テーマを決めてトレーニングに臨むことにしまし

た。ちなみに11月は少しペースを上げるためにインターバル走を増やしてみました。インターバルトレーニ

ングは、走行距離が短くて済むのと、比較的短時間で終わるので、寒い冬にはもってこい。でもダッシュす

るのでケガのリスクもあります。

アップは長めにとって、30秒全力ダッシュ!!2分休み。。30秒全力!!2分休み。。こんな感じのトレー

ニングしました。

 

 

また、

11月の下旬には結構強めの寒波の影響で、ロードが走れなくなった時期がありました。

これはやばいなーと思っていた時、近所のランニング仲間から、「いいトンネルがある」と聞き、ついてい

く事に。長さ200mの緩やかな登りのトンネルがそこにはありました。

これなら雪が降ろうが雨が降ろうがお構いなしではないか!本物のランナーは考える事がちがうなーと。

聞けば毎週決まった曜日に朝5時からこのトンネルをダッシュするとか。いやいや、変態にも程があるよ・・・。

(でも早くその域まで行きたいと思う自分もいたり・・)

 

 

 

 

話は戻って12月に入り、少し走る距離を伸ばそうと思いました。

過去最高走行距離は田沢湖マラソンの20㎞です。まずはそこから5㎞伸ばして25㎞に挑戦してみよう。

長い距離を走れる時間があまりないので、天気予報を見ながら週一回の休みをその日に決め、一人マラソン

大会を企画。

本番さながらの準備をしてサンシャインマラソンのスタート時間の朝9時に08COFFEEがある山王新町から

スタートし北へ。児童会館通りから新しく伸びた道路を外旭川方向へ進みます。

「秋田の朝はナガハマから」でおなじみのナガハマコーヒーを左折し、ひたすらまっすぐ行くと小泉潟公

園まで道は続きます。そこから国道を通って戻ってくるとちょうど25㎞になる。

はずだったのですが、

出だしこそ快調だったものの途中から左の太ももにハリが。体が温まれば治るかと思いきや今度は右のふく

らはぎ、次に左のふくらはぎと痛みが体を駆け巡る。これはもう無理だと思ったときには、すでに追分まで

来ていました。(位置関係は地図アプリをご参照)

おいおい、足が痛くて走れないのにどうしよう・・。タクシーを捕まえるには距離がありすぎてお金がたり

ないしな~(こんな事もあろうかと1000円は持っていた)携帯持っているけど奥さんは予定あるって言って

たしな~、どうしよう・・どうしよ・・と悩みながら途中で引き返して歩くことしばらく、土崎まできたの

で、もう自力で帰ろう。。

でも足は痛くて走れないので、ちょっと走ってストレッチ、走ってまたストレッチを繰り返しようやく山王

新町までたどり着いた時にはすでに3時間30分経過していました。走行距離18km。記録更新ならず。

おかしい、こんなはずじゃなかった。夏には気持ちよく20㎞を完走したのに、なぜだ?やばいよ、やばい

よ。

この「 焦り 」という気持ちが、のちのち取返しのつかない結果を招く事をこの時の私は

知る由もなかったのです。

 

 

 

つづく・・。