僕が走り出した理由 ①

小学校の運動会、持久走を走ると学年に1人くらい一周遅れになるちょっと太った子、いませんでしたか?

まさに、私がそうでした。

持久走は昔から大嫌いで、大の苦手種目でした。ラグビーをやっていたとはいえ、長い距離を走るのが

ぜんぜんダメでしたし、過去に何回も「ランニング」をする人に憧れて、朝ランに取り組んだ事がありましたが、

ことごとく挫折してきました。とにかく続かないんです。よく考えれば、嫌いな事(走る事)をがんばってやっても(早起きとか)

続かない(挫折)のは当然なんですよね。

 

 

「 きっかけは、ダイエット 」

 

 

 

そんな私が、この春から満を持してランニングを始めました。正直、自分でも自分に「どうせ続かないだろう」と期待して

いませんでした。なぜ始めたかと言うと少し体重を落としたいと思ったからです。走り始める前は『 84kg  』でした。

現役ラガーマン時代(といっても、15年前の話し)は93kgがベスト体重で、引退してから少しずつ落ち始めました。

それでも80kgから下には落ちる事はありませんでした。なので84kgは少し太り始めの黄色信号といったところです。

そろそろ痩せないとまずいな・・そう思ってランニングでもしてみるか。という軽い気持でランニングの扉を開いたのです。

これが悪夢の始まりでした・・・。

 

 

「再び訪れる挫折の瞬間」

 

 

 

まず近くの公園(一周500m)を走ってみました。最近の運動と言えばゴルフ(ほぼ息は上がりません)と

わたげの散歩くらいのもでしたので、快調なのは始めだけ。結果、1km走る事もままならない状態でした。

1週する頃にはゼーゼー息は上がるし、なによりふくらはぎがパンパンになり、毛穴が開いて足がかゆい・・もう、情けない・・。

やっぱり、こうなると思った。

軽快に走るイメージだけは頭の中で描いていたのに、実際は1kmも走れないなんて。かっこわる。もうやめよう。

なにが楽しくて朝早く起きてこんなに辛い思いをしなければならないの?

まったく意味がわからない。申し訳ないが、僕には走る人気持が理解できない。そう思いました。

 

 

「 おじさんランナーが気づかせてくれた大事な事 」

 

 

 

それから3日後、早起きだけは続いていたのですが、走る事はしませんでした。

わたげの散歩が運動だからいいだろう。と半ばなげやりな気持で歩いていると、

いつも必ず見かけるおじさんランナーがいるのです。その日もすれ違いました。

サングラスにタンクトップのいつものスタイル。早いのか遅いのかわからないけど、この人よくまぁ毎日

走れるな?何が楽しいの?と、ちょっと小ばかにするくらいの気持の自分がいることに気がついた

のです。自分は1kmも走れないくせに、2日と続かないくせに、です。その時「ハッと」なりました。

これはなにかとても情けないぞと。自分は、自分ができない事を、人とは違うからとか、自分はこうだから。

という勝手な思い込みや、ちっぽけな自分の自尊心を傷つけられないように籠城し守っているだけではないか?

この人だけでなく、全てのランナーに土下座して謝りたい気分でした。

そのおじさんランナーは、毎日決まった時間に決まったところですれ違うのですが、おそらく

土日以外は毎日走っています。凄い事です。以前も書いた事があるかもしれませんが、私の尊敬する人が、

「朝、眠気に打ち勝ち、早起きする事ができるなら、他にできない事はない」とおっしゃっていました。

つまりそれほど早起きを続ける事は難しい事なのです。このおじさんランナーはそういう意味では立派な方だ。

少なくとも私なんかより・・・・。こうして、もう一度ランニングをしっかり取り組んでみようと思いたち、目標と

計画を立てて僕のランニング生活がスタートしたのです。

 

づづく。