昨年からあたりから、カフェオレベースが大変人気です。
今日は、その製造過程を少しご紹介しようと思います。
カフェオレベースは、5年前から販売をスタートしました。当初は、正直これほど人気が出ると思っていなかったので、
実は量産できる体制が整っていませんでした。
製造には一回で60㎏のコーヒー豆を使うため、当店の焙煎機では、一日二日で焙煎できる量では到底ありません。
(今は焙煎機が大型になったので解消しました)
製造は水の綺麗な京都で、大型のネルドリップを使い濃い目に抽出。てんさい糖を使用し、まろやかな甘みを出しています。
瓶詰めされたカフェオレベースが届いて、そこからの作業が大変です。
購入してくださった方はわかると思いますが、カフェオレベースにはタグが付いており、その製造の過程全てを手作業でこなすため、時間がとてもかかります。
この製造工程を、どうにか簡略化できないかと考え、まず紐を断裁された状態で納めてもらえないかを交渉し了解を得ました。この作業がなくなると、製造の負
担が減ります。そして、タグの製造を今回から私が授業の一環でコーヒーの淹れ方などと
教えていた「 秋田大学付属特別支援学校 」の生徒たちに、作業実習の一つとして作っていただけることになりました。
これは大変嬉しく、お互いのためになる最高の解決策となりました。
イラストは一般人の方が、独特のタッチで描いてくれていて、デザイナーが修正し、それを一枚の紙に印刷。
面付されたしおりをカッターでカットして、はと目を打って、紐を通して、の作業を今は彼らが担当してくれています。
大変助かっています。届いたしおりを、スタッフが手分けして紐で結ぶ作業をします。
みんな職人並みにうまくなってきました。
こうしてようやく店頭に並べる事ができます。
製造を予定してから、約1か月の時間を要します。1か月先の売れ行きを予測するのは非常に難しく、
時期によっては品切れする事もございます。ご容赦ください。
いつか生徒たちが絵を描いて、カフェオレベースのタグにできたら嬉しいだろうな・・など想像しています。
人気が出るのは嬉しい誤算ではありますが、多くの方にご迷惑をおかけしてしまっている事を心苦しく思います。
ですが、通年を通して贈り物にぴったりの商品ですので、ぜひご利用くださいませ。
今日も、スタッフが製造もがんばっていますので引き続きよろしくお願いします。