『 仕事ができる人 』、って皆さんの周りにもいませんか?
そもそも 『 できる 』の基準は色々ありますが、それはさておき、
私がそれを強く感じたエピソードがあります。
まだサラリーマンをしていた時です。私が結婚することになって、結婚式の招待状を
職場の人達に配りました。
もちろん、結婚式には私も何回も出席したことがあります。招待状をもらって、あぁあいつが
結婚するんだなぁなんて思いながら出席する事は決めているけど、丸して、ポストに入れる
事がどうしても後回しになりがちです。ギリギリになって投函するなんて事ありませんか?
でもいざ自分が結婚式をするとなった時、出席者が決まらないと、席次表が作れなくとても
苦労するんです。そんな事、思いもしませんでした。
それ以来、招待状の返事は参加でも、不参加でも即返信するようにしています。
話はもどって、その招待状を配った時のこと。
同期入社の同僚からの返事は、やっぱり遅い(笑)でも期限には間に合っている。
まぁこれが普通。
係長は、まぁまぁ遅い。
課長は早い。1週間以内。
部長はもっと早い。次の日には手渡し。さすが部長。次の日に、しかも手渡しするのか!
しかし、
社長、その場で出席に丸。その場で手渡し!やっぱり違う、できる人は!
これって結局、相手の気持ちになって考えれるということなんだと思います。
仕事でも、メールの返信が遅いとなかなかスムーズに話が進まなかったり、
提出物が出てこないと仕事が進まなくてストレスですよね。
このメールが、この提出物が、遅くなることで相手に迷惑がかかってしまうと考えることで、
自分の行動を変えれる人はできるなぁと、私は思うのです。
人が思う当たり前の事をしていては感動はないです。当たり前を超えた時に
人を感動させることができるのですね。
社長、その節は大変お世話になりました。
ちなみに、この社長、今でも店にふらっとコーヒーを飲みに来てくれます。
こんな小さなお店に、しかも会社を辞めた平社員が始めたお店に。
秋田の経済界で知らない人はいないと言うくらいの大物なのに、です。
そしていつも帰り際に
「がんばってください」と敬語でおっしゃってくださいます。
器の大きさを感じますよね。自分もこうなりたいと強く思います。