今年の初めに立てた目標に、趣味のゴルフとマラソンと今年から始めた【バンド活動】を目標に掲げました。やるからには３つ全てを全力でこなしたかったのですが、残念ながら
今年は【マラソン】が犠牲になってしまいました。ゴルフとバンドが優先事項として私の余暇の過ごし方の上位を占めています。マラソンに関しては昨年目標である「サブ4」をとりあえず
達成したので、今年はファンランとさせていただきます。とは言っても月100キロ以上は走り維持だけはなんとかしたいと思う今日この頃。前置きが長くなりましたが・・皆さん、
【バンド】組んだ事ありますか？
バンドを組むっていう事自体、ちょっとチャラけていて嫌だな、というのが正直なところの今までの私の想いでした。失礼を承知で言うとアマチュアバンドなんてたいして上手でもないのに
誰がそれを聞きたいの？音楽でメシ食っていけると思ってんの？半年前まではそれくらい思っていました。先に謝っておきます。ごめんなさい。このパターンは前のマラソンをテーマにした
連載『僕が走り始めた理由』の始まりとまったく一緒ですね。☜ぜひこちらもご覧ください。＊走る事が大嫌いだった私がフルマラソン完走するまでの軌跡
そんな私がなぜか今、バンドでボーカルとギターを担当してます。なんでだろう？ほんと不思議。きっかけはちょっとした一言からでした。
「 じゃ、バンドやろうか 」
保険の打合せで担当と他愛もない話をしていた時の事でした。「昨日久々にギター弾いたんだよ」と私。＊学生時代に寮で暇すぎてギターを練習した経験あり
その人が昔バンドマンだった事は知っていたのでその当時の話は以前から聞いていました。（のちの石岡”ジョニー”大輔氏）
私が言う『ギターを弾く』とは、うまい人が弾くギターとは全然違って、コードを押さえる事しかできません。＃や７が出てきたとたんもうその曲は弾くのを諦めます。そんなレベルです。
スピッツやゆずなど私が学生の頃によく聞いていた曲を、たまたま家にあったマンガ倉庫で5000円で買ったギターで久々に弾いたんだ。という話をしたら、「じゃあバンドやろうよ」と。
なぜかそういう話になったのです。え？え？なんでそうなるの？
でもなぜか私はその頃、好きなアーティストのライブの後という事もあり音楽づいていました。加えて
娘が高校から吹奏楽部に入部したこともあり、演奏会に行く機会が増えていた事で楽器が奏でる音といものに興味があったのです。他の楽器と一緒に演奏したら下手なギターでも
気持ちいいのかな？という好奇心に少しだけ、ほんとすこーしだけ心がざわつきました。心の中では「まぁとりあえず話合わせておくか」というテンションでしたが・・。
ちょうど近所に二人の共通の友達で、ドラムをやっているおじさん（のちの、OSAMU）がいたので、その場で電話をかけて（仕事しろ）
「バンドやりましょう」と誘うジョニー氏。OSAMU氏も人からの誘いを断った事がない人なので「いいですね」と二つ返事。おいおい、本当に？と横で私は絵文字の苦笑いのような顔をして
そのやり取りを眺めていました。どんどん話が進んで行く・・やばい、だめだ！
いやいやいやいや、俺のギターでバンドやります、って言っていいの？ダメでしょ？人に聞かせられるレベルではないよ～。ちょっとまった！頼むから、この話はなかった事に・・
そんな事を言いかけた次の瞬間に、ジョニー氏が、
「では明日までに、課題曲を３，４曲セレクトしてください」
「何それ？オレが歌うの？」
「当然です、08の和也が歌うと言えば人が集まりそうだし」
「何それー。本当に勘弁して。100歩譲って、歌だけなら昔合コンで女の子に褒められた事はあるよ？でもあれはその場のノリっていうかさ・・・汗」
何を言ってもジョニー氏は聞いてくれません。まいったな、とりあえず2，3日放置しておけば話も流れるかな？と思っていたら「課題曲は決まりましたか？」というＬＩＮＥが・・。
「あ、あぁ決まりましたよ」という私。実を言うとこの時「とはいえ、自分がバンドで歌うなら何がいいかな？」と想像していた事は内緒です。
「エレカシやりませんか？」
「エレカシやりませんか？」私はこう伝えました。なぜこの時エレカシを選んだのかと言うと、この歳になってから歌うのなら、愛とか恋とかじゃなくて、同年代の人達に向けた応援歌のような
曲を歌ってみたかったのです。熱くて、男臭いエレカシのような歌い方ができたら、シブくないか？そんな想像してみました。
「おおいいねー」と賛同するＯＳＡＭＵ氏。「じゃぁ決まりねー」と軽くいうジョニー氏。ほんとにこんなノリでいいのか？そんな事を思いながらも、ちょっとウキウキし始めている自分がいま
した。後日、とりあえず一回集まろうという事で、閉店後の08COFFEEに集合した3人。まず確認したかったのが、「私のギターと歌で本当にいいのか？」でした。聞いてもらうのが早いとおも
ってギターを持参して弾いて聞かせました。歌も軽く歌いましたよ。恥ずかしい・・。カラオケすら何年も行っていないのに・・。
「いいねー」「いいよー」ととにかく持ち上げる二人。なんだよ、仕組まれているのか？と思うくらい持ち上げられて、完全に木に登った私は、次の瞬間「よし、やるならちゃんとやろう」と
自ら身を乗り出していました。ほんと、そういうタイプだよねー俺って。とはいえ人生で初めてのバンドを組むという、なんというか遅れてきた青春？うん、悪くない。
こうして私の『バンドマン』としての日々がスタートしたのでした。
これが、2022年12月の話です。それから現在2023年6月の約半年で、私は、オリジナル曲をなんとすでに7曲も作詞・作曲するのです。
え？オリジナル？と思われた方、そうオリジナル曲ですよ。作詞・作曲ですよ？信じられますか？
この半年間に何があったのか？書いた曲にはどんな思いが込められているのか？そんな事をこのブログで記していきたいと思っています。
次回に、つづく。