金農のように、人々を感動させるには。

金農ロスになっている秋田県民の皆様、いや、全国の皆様こんにちは。

本当に暑い(熱い)夏をありがとうと言いたいですね。普段野球に興味ない人をも

惹きつけてしまう魅力、それは彼らの一生懸命な姿ではないでしょうか。

3年という短くも濃厚な学生時代の全てを野球をいうスポーツに捧げ

晴れの舞台で躍動する彼を見ながら、自らの不完全燃焼の高校時代を思い起こし

自分の分もがんばってくれという気持ちになるのではないでしょうか。

ともかく、近年の秋田県の高校スポーツの衰退は目を覆いたくなるほど散々で、

今後を勝手に悲観していましたが、彼らの活躍がこれからの少年少女に夢を与え、

現役選手、また指導者の意識を大きく変えてくれることを、期待して止みません。

金農野球部のみなさん、本当にお疲れ様でした。感動をありがとう。

 

 

 

 

 

 

人を感動させることって、簡単ではないですよね。

人を感動させるには、普通の事を普通にやっていても無理です。

 

飲食店に例えて言うと、

席に着いたらお水が出てきます。これに感動する人はいないですよね。

でも、海外ではこんな事してくれません。日本人はサービス慣れしていますので、

ハードルが高いのです。じゃぁ、このサービスでどうやったら感動してもらえるか?

例えば、その日が寒い日だったら白湯を出すとか、常温のお水を出すとか。

(ただしやりすぎはいけません。その加減が大事です)

サービス慣れしているお客さんが大体こう来るだろうな、と思っている所を越えた時、

人は感動してくれるのです。

先日、あるお店で洋服を買いました。そのお店には駐車場がないので、コインパーキングに

車を停めます。お買い物をして、帰ろうとしたときに、「駐車場代の足しに」と、ぽち袋に

300円を入れて渡してくれました。とてもありがたかったし、その所作がさりげなく、

とても好感が持てました。

 

誰もが考えつくようなサービスを、皆と同じようにしていては、人は感動してくれません。

人の想像を超えたサービスを提供できるように、努力しないといけませんね。