声が大きい大人の話。

オリンピックのチケットが当たって喜んでいたのがいつの事だったか忘れました。

そんなオリンピックもエンブレムの問題に始まり、森さんの辞任まで色々ありすぎで

選手が本当に可哀そうです。それにしても森さんの時はマスコミや世間の口撃はすさまじかったです。

報道にある発言は前後が切り取られ、真相はわかりません。

ですが、森さんが影響力の大きい人だという事はわかります。それを見ていて

思い出した事がありました。いつか誰かが言っていました。「40代っていちばん声が大きくなる世代だよね」と。

確かに、そうかもね。10代や20代の頃あまり得意ではなかった人たちと同じ年代になって

しまっていることに、その話を聞いた時にハッとなりました。なんでかな?と考えてみたら、

おそらくですがみんな自分なりに、10代、20代、30代といろんな経験を積んできて、自分の考えがしっかりと持ててきて、

だいたい世の中の事が見えてくると「これはこうだから」と自分の物差しで語りたくなってしまうんだと思います。

自分もそういう所あります。ではどうしたら声が大きいだけの、嫌な大人にならないようにできるのでしょうか?

 

 

僕なりの答えがあって、たぶん、若い人たちの意見を聞くことだろうと思います。時代は音速のスピードで変化しています。

自分の考えが正しかったのはすでに過去の事になっている可能性があります。自分より10年も20年もあとを生きている人たちと、

自分達の話がかみ合う方がおかしな事だと思います。そして、若い世代は面白い考えを持っていたりします。そこ耳を傾けて、

自分に置き換えて考える事で、日々自分を見つめなおしています。

 

 

先日、25歳で会社を経営する方のnoteを読んでいました。その方はとてもゴルフが上手いのでブログも気になって読んでいます。

でも25歳という若さで、ゴルフをわかったように語るもんだから、年上のアンチがすごく多いらしいのですが、経営者らしく言っている事は

とても勉強になります。とくにそういうアンチのおっさんに向けた言葉が刺さります。20も年下の人から言われると(いや俺に言っているわけじゃないけど)

どきっとします。内容は割愛しますが、ごもっとも・・。と思ってしまう事もしばしばあります。

意識しないとどんどん声と態度が大きい大人になってしまいますので、気を付けたいと思います。

「 実るほど首を垂れる稲穂かな 」という所でしょうか。