ワインを美味しいと感じさせてくれたワイン。の話。

最近ワインを好んで飲んでいます。きっかけは、ゴルフコンペの商品で白ワインをもらった事からです。

そのワインが何だったのか、今はもうわからなくなってしまいましたが、「ワインってこんなに美味しいの?」

という印象がいまでも強く残っているほど、美味しく感じられました。食べ物や飲み物はこういうきっかけで好きになったり、

逆に大嫌いになったりするものです。

コーヒーの酸味が苦手、というお客様はとても多いです。

ただ、残念ながら酸味のないコーヒーというのは、世の中に存在しません。

焙煎によって酸味は隠されていますがすべてのコーヒーに酸味があります。

いい酸味に出会えればまるっきり印象が変わるはずなので、いいコーヒーに早く出会ってください。

逆に苦みという味は、コーヒーにはもともと無い味です。これも、焙煎によってわざわざ付けられた味です。

土付きのジャガイモのほうがおいしそうに見えるからわざわざ土をつけて売るスーパーのようなものです(ちょっと違うか)

 

 

 

 

 

話したいのはそういう事ではなく、ワインの事。

ワインは紀元前からあると言われ、キリストも飲んだいたというくらい歴史が古すぎる飲み物です。

知れば知るほど奥が深くて、コーヒーよりもずっと歴史と味の幅が広い嗜好品です。

ちょっと勉強して語れるくらい簡単なものではないと、今ちょっと勉強している私は思います。

 

 

 

 

 

ナチュラルワイン(ヴァンナチュール)というワインをしっていますか?

自然派とも言ったりします。生産過程でできる限り自然に近い精製方法で作られたワインを言いますが、

今巷では大変人気です。実はワインの消費量は今が過去最高だそうで、ナチュラルワインや、日本ワインの消費が

その陰にあります。

この自然派ワインは今までの堅苦しい、難しい、というハードルを下げて、

飲みやすく、難しいうんちくはなしで。という雰囲気のワインです。パッケージも画一的なものではなく、

個性豊かなものが多く、かっこいいです。なのでいろんな人がその「雰囲気だけ」で商売してしまっていて、

本質的なワインの奥深さを知らない(人がやっている)お店も数多くあるそうです。

自然派ワインと言えば売れる、かっこいい。これ、ほかの業界にもありますね。

 

 

 

本質を知っている人(お店)は説明的ではなく、感覚を教えてくれます。

飲んだ時の高揚感、味覚、臭覚を刺激する本物の食べ物に出会ったときほど幸せな事はなです。

そんな食べ物にもっと出会いたいものです。コーヒーにおいては、そんなコーヒーとの出会いを

皆さんに提供したいと強く思っています。

 

 

 

 

嗜好品(しこうひん)とは、風味や味、摂取時の心身の高揚感など味覚や臭覚を楽しむために飲食される食品・飲料や喫煙物のことである。