新しい扉、開いてきました。

8月4日、日本海メロンマラソンに参加してきました。土日の忙しい時にお店を空けさせてもらって

スタッフには申し訳ない気持と感謝でいっぱいです。どうもありがとうございます。

 

人生初体験。結果からいうと

 

【10kmのクラス高校生から39歳】

110位(約400人中)タイム49分20秒

 

これが早いか遅いかは、捉え方しだいですが、自己ベストです!

まずは完走できてよかったのと、タイムが自己ベストでしたので、なにより嬉しいです。ですが、まわりのランナーにつられて普段の自分では考えられないようなハイペースで、心の中では、「やばい、絶対後半バテる・・・」と思いながら走っていました。どんなにペースを抑えろ、抑えろと自分に言い聞かせても体がペースを抑える事を許してくれず、最後は気合いだけで走りきったという感じでした。もっと自分のペースを保てるように走らないと、あのままでは次に走る田沢湖マラソンの20kmはもちません。反省もしつつ。

参加者は各クラス合わせて4000人。こんなにランニングをしている人がいるのか?と思いました。

会場はさながら夏フェス(行った事ないけど)状態で、テントを張ってスペースを確保している人や、

キャンピングカーで乗り入れる人もいたり。ウェァからしてこの人本気だな、という人や、仮装している人(若干すべってたけど)

申し訳ないけど走れるの?というくらいのおじいちゃん、おばぁちゃんもいました。友達どうし、夫婦、マラソン同好会、

高校の陸上部、家族などなど、色んな人が参加していました。ぼくは見るものすべてが刺激的で、きょろきょろしながら

会場を見渡し「これは凄い世界だ」と思いました。

主催の男鹿市の方々は準備に相当苦労されているだろうし、ボランティアであろう地元の中学生やお母さん達が

せっせと働いている姿はとても微笑ましかったし、なにより参加するランナーがそれぞれの想いをもってこの大会に

参加しているんだろうなーと思うと、なんというか「皆同志だよね!」という勝手な連帯感を感じるのでした。

最近ランニングをしてるんだ、と周りの人に言うと、絶対無理、とか何がそんなに楽しいの?とか、意識高い系?とか言われます。

僕もつい最近まではそっち側の人間でしたから、気持はよくわかります。これに対しては、

マラソンの日本記録保持者である大迫傑さんが、雑誌の中で、読者の質問にこんなふうに答えていました。

 

 

 

 

 

読者「なんでマラソンなんかするの?とよく聞かれます。大迫さんならなんて答えますか?」

 

 

大迫「『走ってみれば』と答えてみてください。それで『辛いからやだよ』と言われたら、『じゃぁ一生わからないよ』と答えればいい」

 

 

 

 

 

これこそが答え。

走る事を楽しいなんて、部活をやっていた頃は1ミクロンも思わなかったし、今だって決して速いわけでもないけど、

気持いいし、楽しいと思えるようになった今の自分を、少し誇らしく思う今日この頃です。新しい扉、みなさんも開いてみてください。

百聞は一見にしかずです。更にいうと、一見は一触にしかず。です。