【連載】ミントグリーンの空の下 第6話 オリジナル曲作ろうぜ!

「 僕は気づいてしまたったんだ 気が付けば自分がつまらない大人になっていたことに 必死であがいてたどり着いた はずのこの居場所 自分が自分じゃなくなると思った 

  風は吹くだろう 時は進むだろう 僕はそれでも歩んでいく ぶら下げたカバンに 夢と現実を無理やり詰めてさ 進むこの道 進めgo my way  

  見上げてる この空を この空を どこまでも晴れ渡るこの空を 遥か彼方から見たこの僕は きっと小さな小さな小さな事で涙して ぬぐい切れないそのしずくごと

  僕をただただ包み込んでおくれ そして 子供に戻って夢を見て いつか世界を旅する飛行機雲のように 僕らの前にただひたすらに 道が真っすぐ真っすぐありますように 」

 

僕が人生で初めて作詞した曲です。とても照れくさいですね。大人になった自分やまわりの友人たちが社会にもまれてあがき、苦しみながらも成長していく過程を見てきて、きっとこれから

同じように社会でもまれていく人達への応援歌を作りたいと思いました。今の苦しみは遠い未来から見た時には、小さな悩みだったなと笑って過ごせる日がくるよ、というメッセージです。

人生初、作詞作曲したこの歌は「 気づいたら大人になっていた 」という名前を付けました。

 

一曲作ってみて、「あ、楽しい」を思えたので、続けざまになんと3曲も曲が生まれました。きっとこういうのはたくさん作らないとダメなんだなと思ったので。

とは言っても僕が弾けるコードは限られています。ですが聞けば、ハウンドドックの大友康平は、3コードで100曲も作ったといいます。

あいみょんは、デビューまでに100曲用意してレコード会社に持って行ったそうです。音楽の世界は青天井で凄い人はどこまでもすごくて、とてもかないません。

ゴルフもそう、ランニングもそう、料理の世界もそうでした。その世界に足を踏み入れた途端に見えてくるその世界の広さ。この人達どうなってんの?という天才達。

どの世界にも必ずいます。あぁ、また世界が一つ開けたなと思いました。作詞をしてみて、色んな曲を注意して聞くようになりましたが、歌詩って改めて聞くと凄い世界観ですね。

どうやったらそういう言葉が出てくるの?と思います。誰かがカラオケでKinki Kidsの硝子の少年を歌っていた時です。その人の歌はまったく耳に入って来ませんでしたが(ごめん)歌詞に

釘付けになりました。

「 ぼくの心は ひび割れたビー玉さ のぞきこめば君がさかさまに映る 」「硝子の少年時代の思い出たちだけよこぎるよ」「雲が切れて僕を照らし出す」

どういう事?と思うような言葉のチョイス、でも曲になったときに耳に残るフレーズ。山下達郎のメロディーもさることながら、松本隆の凄さをこの時はじめて知りました。

 

こうして世界は広がっていき、自分の成長へとつながります。知らない事をやってみるという事の意義は、「上を知る」という事だと私は思います。どんな世界にも上がいて、上をみて

自分の今の位置を確認します。まだまだだなと。よく自分より「下」を見て自分はここまで来たんだと勘違いする人がいます。そういう人はたいてい態度が大きかったり、尊敬できない

部分を持っています。自分より優れた人がいるからこそいつまでも謙虚でいられるのです。

 

さてさて、話を私達のバンドに移しますと、オリジナル曲をいつか発表するライブをやりたいね!とさっそく2回目のライブの話になりました。秋から冬くらいがちょうどいいんじゃないか?

という事で、私達のホームグラウンドである「 フーカーバー 」さんへ問い合わせ。予定を合わせて日時が決定!!「 9月24日(日)」です!そう、もう一ヶ月後に迫っているのです。

今はそのライブへ向けて練習をしている最中です。楽しみです。もしもこのブログを読んでくださって、ライブに来てみたいと思ってくださる方がいたらご連絡ください!お店が小さいので

席には限りがありますので、そんなときは次回11月11日(土)もライブがあるんです(汗)そちらは他のバンドも沢山出るようなので、後日お知らせいたします。合わせてお知りおきを!!

なんと場所はあの「 Akita Club SWINDLE 」ですよ!!いいんでしょうか?ほんとに。。

 

次回へつづく。