以前のブログで紹介した、【こちらも合わせてお読みください】 私のふるさとである、秋田県五城目町にオープンした
「下タ町 醸し室 HIKOBE」さんのオリジナルブレンド【 ふるさと 】の販売用のパッケージが完成しました。
じゃん。
パッケージは何と、新聞。
五城目町は朝市が有名。その朝市で山菜やきのこなど、おばあちゃん達が新聞で包んではい、と売っている様子から
インスパイアされたもの。 デザインは【澁谷デザイン事務所】
茶色のタグを付けたバージョンもあります。
裏面には、五城目を詠った句が。
きちっとHIKOBEシールも。
この新聞、取材から企画、デザインまで澁谷さんが行っています。なんというか、もの凄く感謝です。
僕には正直ここまでできません。HIKOBEさんと、08COFFEEをつないでくれた澁谷さん、ありがとう。
五城目町は、あるとき、『地域おこし協力隊』の方達が来てくれてからめまぐるしく展開が変わりました。
僕は秋田市でお店を構えていますが、その方達がよくコーヒーを飲みに来てくれます。
「今度五城目にこんな人がきますよ」「今度五城目でこんなことやりますよ」「今度こんな店ができますよ」
などなど、色んな話を聞かせてくれます。僕は地元民として、地元がいろんな方達の力を借りて、
面白く展開していくのを、とても喜ばしく思っていました。いつもお会計の最後には「五城目をよろしくおねがいします」
と、付け加えてお見送りしてたくらいです。
でも自分はこうしてここからエールを送ることしかできなかったし、じゃぁ自分がお店を移転すればいいのかと
言えばそれも違うと思っています。僕には僕の人生があるから。(今後どうなるかわからないけど)
でも、今回HIKOBEさんに、オリジナルブレンドの製作を依頼されて、やっと自分のコーヒーで地元に
恩返しができると思いました。五城目の人に自分のコーヒーを飲んでもらえる場ができたのです。
それも、一度に2軒も。(もう一軒はイチカフェさん)
そんな想いを、澁谷さんが汲み取ってくれて、今回こんなに素敵なパッケージが完成しました。
デザインして、納品して、はい、おしまい。ではなくて、そこからがスタート。このパッケージは
成長していきます。きっとここから新しい何かが生まれると信じています。
ぜひ、秋田の片田舎にある町ですが、帰省した際や、遊びに訪れた際は、僕らの想いもいっしょにお持ち帰りいただければ幸いです。