お父さんとして。

実は、というほどの事ではないのですが家を購入しました。

築40年の古い平屋の一戸建てです。これをリノベーションして

住もうと思っています。リノベーションとは建物を手直ししてその価値を

より高めるという事らしいです。リフォームと何が違うの?と思って調べてみました。

今風に、あえてリノベーションと使ってみました。もっというと、リノベして住もうと思います。

(うっとうしいですね)

 

もちろんローンを組むわけですが、私達のような個人事業主がローンを組むには、色々と

高い壁があります。個人の信用情報の他に、事業の業績も過去三年間さかのぼって審査されますので、

最低でも3年は続けている事が最低条件となります。おかげさまでローンを組むことが許される

内容であったという事にまずは一安心したところです。

 

日本の住宅ローンは30年とか35年と長く、たかが住まいにそんなに大金を使って、

35年も借金返し続けるなんてバカバカしい。という意見も最近はあるようです。

海外はそんなのありえないぜ。っていう最近の人の考え。

気軽に引越しもできて、何かあってもすぐ動ける賃貸や、安い住宅で十分だという

事でしょう。私も、その考えはよくわかります。ではなぜ35年もローンを組んで

一軒家を購入したのかというと、

やっぱり私は日本人だし、秋田県人だから。でしょうか。

1人の大人として、人生を考えた時に自分は普通の「お父さん」として人並みに住宅ローンを

返済して、家族のために働いて、地道に生きていく。そんな人生を選んだという事です。

今の時代もっと効率的で、賢い人生設計もきっとあって、住宅事情も様々でしょうが、

私は1人のお父さんとして生きる、この選択をしたのです。

 

お父さんはいつも仕事をしてて、休みの日は子供をあそんだりゴルフしたりして

自分を犠牲にして家族のために尽くして、庭仕事も、畑仕事も、釣りも、頼めばなんでも

してくれる頼もしい存在。そんな当たり前のお父さんになりたと思いました。

しかも、自分でお店をやって、

その当たり前のことが出来るという事が何よりとても幸せな事だなって思ったんです。

 

家を建てた人は必ず「遊びに来て!」といいますが、私は行った事は一度もありません。

正直、「遊びに来て」と言われても、そんなに行きたいと思った事は

なかったので、自分が家を建てても絶対その台詞だけは言わないと決めていましたが、

今は言いたくなる気持ちがよくはわかります。

みなさん、完成したらぜひ遊びに来てくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

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